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【Irodori Studio Construction Day6】

〜スタジオコンセプトとの出逢い〜



. 6日目…

. この日は スタジオのコンセプトが 明確になった一日でした . 表現したい漠然とした世界観は 既にありました . ただ 芯の部分 スタジオを訪れた人に どんなメッセージを贈りたいか . それが明確ではありませんでした . メッセージが明確でないと 一つ一つのデザイン・施工・撮影アイテムを 選ぶ理由が見つかりません ずっと悩んでいました . その答えのヒントは スタジオオーナーのコタの 出会った一冊の本のなかにありました . コタが調布に移り住み 新しい環境での子育てと仕事に 戸惑っていた時に出会った . 荒井良二さんの 『あさになったのでまどをあけますよ』 という絵本でした . その絵本は 今 目の前に広がる 景色の尊さ そして そこに あなたの居場所があるよ と優しく包み込んでくれる とても美しい絵本でした . 彩溢れる景色と そこにいる あなた . ここを居場所に決めた私をあなたを 讃えましょう と 言ってくれているようでした . 私の表現したい世界観はこれだと 娘に読みきかせながら 震えたあの日 以来 この本がコタの活動の バイブルになっていました . あとで調べると 荒井良二さんが 3.11のあと 何度も被災地に足を運び 描いた一冊だったことを知りました . その本のメッセージが コタにおしえてくれていることに 改めて気づいたのです . ロケーションフォトで “あなたが 撮ってほしい環境”で 撮影するのではなく . スタジオに訪れてもらい 撮影するということ . それが あなたに 関係のない環境 ではなく . “あなたの居場所という環境”に 想いを馳せられる そんなスタジオにしたい というコンセプトが導き出されました . あなた自身に 寄り添いたい そのための 環境をつくりたい . どうしたらそれを叶えられるか . 大工さんと二人三脚で そしてデザイナーさんや フォトグラファーの友人や先輩 家族にも たくさんヒントをいただきながら 毎日毎日考え動き続けています . ____________

荒井良二さんの記事はこちら https://book.asahi.com/article/11722057

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